バスケット・ケース2
BASKET CASE 2

米 1990年 90分
製作総指揮 ジェームズ・グリッケンハウス
監督 フランク・ヘネンロッター
脚本 フランク・ヘネンロッター
出演 ケビン・ヴァン・ヘンテンリック
   アニー・ロス
   テッド・ソレル
   キャサリン・メイズル


 すこし前に『バスケットケースBOX』なるDVDが発売されて、3部作がセットになっている。
「いいなあ、これ」
 と指をくわえて見ていたが、1作目のDVDは既に持ってるし、2作目以降もビデオを持ってるので(しかも、2作目のビデオは何故か2本も持っていることが今日発覚)、とりわけて欲しいわけじゃあない。
 しかし、『バスケットケースBOX』を持っているってことの「くだらなさ」を享受したくて、それで商品の前で指をくわえる俺がいる。
 くっだらねえなあ。
 本当にくだらない俺だ。

 で、解説。
『バスケットケース2』は、ヘネンロッター監督が『フランケンフッカー』を撮りたいがために、出資者であるジェームズ・グリッケンハウスに媚びた「やっつけ仕事」なのである。本作を撮ることを条件に『フランケンフッカー』の製作が実現したのだそうだ。だから、駄作であることは監督もがってん承知ノ介。私も深くは詮索しません。

 だけど、こうして紹介している以上は何か書かんとなあ。
 この世のものとは思えない畸形児が大挙出演。
 畸形児の兄貴、遂に童貞喪失(実はチンポコがあったのだ)。
 その相手が同じ畸形児(写真下)。
 これぐらいです、この映画で書くべきことは。

註 他には、『フロム・ビヨンド』のテッド・ソレルや『ゾンビ』のデヴィット・エンゲが出演している。それから、「畸形の園」の園長さんはダイアン・ソーンにやってもらいたかったらしい。それぐらいです、書くべきことは。


関連人物

フランク・ヘネンロッター(FRANK HENENLOTTER)


関連作品

バスケット・ケース(BASKET CASE)
バスケット・ケース3(BASKET CASE 3)
フランケンフッカー(FRANKENHOOKER)


 

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