ザ・キープ
お名前: スズキ
マイケル・マン監督による長編第2作「ザ・キープ」です。
第二次世界大戦中のルーマニア山中にそびえ立つ城塞(キープ)を舞台とした、ナチズムあり、善と悪の化身が繰り広げる戦いあり、ラブロマンスありという詰め込み過ぎな原作小説を実にストレートに映像化した結果(脚本もマン自身による)やっぱりよく分からない作品と化していました。作品の世界観に対してタンジェリン・ドリームの音楽が浮いていたのはまだしも、肝心の「悪の化身」の造形が黒いゴムスーツのマッチョ男。脱力度は相当高いです。
<2002年6月21日 23時59分12秒>
ヒドゥン2
お名前: Tohru
最低映画と聞かれて、 今思いつくのは、「ヒドゥン2」です。
なぜこれが続編? というような信じられない映画。はじめ、前作の場面がずーっと流れるし。「ターミネーター2」にはなれなかった、くやしさがあります。
あと私の愛する最低映画は「フォービデン・ゾーン」です。
オインゴ・ボインゴ、すなわち今や映画音楽の巨匠となった、ダニー・エルフマンの過去です。お兄さんは監督しているしね。こんなバカなお話を、しかもミュージカル仕立てで、なんだか不思議な魅力で楽しませるとは、センスの勝利でしょうか。
<2002年7月1日 8時20分28秒>
実録・私設銀座警察
お名前: スズキ
邦画では「実録・私設銀座警察」を強く推したいと思います。頭が痛くなる程バイオレントな描写に満ちた逸品、必見です。
<2002年7月3日 23時57分15秒>
AI
お名前: vodka
去年のイチオシは「AI」ではないでしょうか?。
こんな根性の腐ったガキはロボットならずとも廃棄したくなります。
でも、驚いたのは映画ではなく、こんな映画に涙していたアベックの姉ちゃんなのでした。ガキの独善やそいつを甘やかす似非ヒューマニズムのあつかましさに心底嫌気を感じていたのにのに、金を払った手前出て行くのも悔しくてならず、最後まで付き合ってしまった自分の情けなさに涙しております。(T_T)
<2002年7月18日 21時59分29秒>
猿の惑星
お名前: vodka
それからティム・バートンの「猿の惑星」、こいつも見てしまったんです(涙)
世界中、戦争や飢餓で死ぬ思いをしている人々が大勢いるのに、何十億円もつかってダジャレ落ちですか?。そりゃぁないっしょ!。ずっと後になってからアフガン難民の救済募金に一万円札をポンと出しまして、無駄遣いを恥じないハリウッドとアメリカに一矢報いたつもりでございます。
<2002年7月18日 21時59分29秒>
お名前: 岸田裁月
「猿の惑星」は「ティム・バートン味の欠落」、これに尽きるでしょう。
ティム・バートンという作家は、私のような変人を「愛を込めて」描く達人でした。
「バットマン・リターンズ」にはマジで泣きました。
「エド・ウッド」も、ボンクラのエド・ウッドに自分を投影させて、男泣きしていました。
しかるに、「猿の惑星」には、バートンの良さがまるで発揮されていません。ごく普通の男が猿に囲まれて頑張る話。バートン・ファンとしては、感情移入できるキャラはティム・ロス扮するゼッド将軍ですが、彼も紋切り型の悪役としてしか描かれていません。バートンは明らかにミスキャストだったと云えましょう。例えばジョン・カーペンターだったら、もう少し面白い「猿の惑星」を見せてくれたような気がします。
<2002年7月19日 1時55分44秒>
お名前: スズキ
私も「エド・ウッド」には“コレは自分の事だ.....”と感じさせられたモノです。
劇中登場するオーソン・ウェルズの「夢の為なら(例えボンクラでも)戦え」というセリフはグッと来ましたねぇ。
ジョン・カーペンターの(裏)ベストバウト作品としては「ゴーストハンターズ」を推薦。コレもボンクラテイスト大炸裂で、好きなんですよ困った事に。
<2002年7月19日 22時56分29秒>
お名前: vodka
「エド・ウッド」見ました。
映画産業の底辺でもがく人々への深い愛情が感じられます。
映画の中のベラ・ルゴシが「わしは一文なしだ」と嘆く場面。 泣きでしたねぇ。
それにしても、なんでこんな映画を取れる人が「猿の惑星」なんかつくったんでしょうねぇ???。不思議でなりません。
<2002年7月23日 0時46分30秒>
お名前: 岸田裁月
「エド・ウッドは俺だ」と勇気を持って云うことができる人のサイトを、これからも作るように心掛けます。
ボンクラ万歳!。
(今、かなり酔ってます)。
<2002年7月23日 2時2分59秒>
お名前: スズキ
ボンクラでも夢を見る権利はある。「未来世紀ブラジル」に通じるメッセージです。
ビバ、ボンクラ。
<2002年7月23日 0時46分30秒>
パールハーバー
お名前: vodka
「いんちきヤコペッティあるいは好き好きブラッカイマー」
「世界女族物語」はキワモノ映画だとわかっていたので、腹もたちませんでした。
一昨年の「パールハーバー」も同種の映画だと思うのですが、劇場の観客たちが方唾を飲んで大真面目に見ていたのは一種異様な雰囲気でした。もちろん私は遠慮せずに馬鹿笑いして見ておりました。
ブラッカイマーとヤコペッティは歴史や文化を捏造する点で師弟関係にあるのではないでしょうかぁ?。
「ブラックホークダウン」も思いっきり史実とはかけ離れているようで、マレーシア政府から抗議されてますね。ほんで主人公のモデル君はペドで、幼女強姦で収監中だとか.....。
後に尾を引く分だけ、ブラッカイマーの方が上手ではないでしょうか?(爆笑)
<2002年7月28日 11時44分3秒>
ジーパーズ・クリーパーズ
お名前: うんこ
「ジーパーズ・クリーパーズ」
時間を返せ!
<2002年8月6日 19時43分22秒>
お名前: 岸田裁月
コッポラ・ファミリーは最近は何をやってもダメですが、そうですか、やっぱりダメですか「ジーパーズ・クリーパーズ」。
コッポラの息子も最近「CQ」というオタクな作品で監督デビューしましたが、これもさっぱりだそうです。
本当にコッポラは「地獄の黙示録」で打ち止めだったのだなあ。
<2002年8月6日 22時40分49秒>
2000人の狂人
お名前: 鈴本香気
ついに観ましたよ「2000人の狂人」。
最後、警官を呼んで町を捜そうとして、あぜ道の車の跡を見つけて「行ってみよう」と言うが、違う方向に歩いて行ってるじゃん。主人公カップルは、逃げればいいのにホテルに戻るしさ。
ラス・メイヤー将軍と同格で論じているサイトが多いのですが、一緒にしたらいけませんね。「サイコ」と「サイコ2000」ぐらいの違いがありますね。
<2002年8月16日 14時5分7秒>
お名前: 岸田裁月
ハーシェル・ゴードン・ルイスという人は、本当に撮れば撮るほどヘタになる人で、「2000人の狂人」はまだ全然マシな方です。「悪魔のかつら屋」のなげやりさ、「血の魔術師」の冗漫さ、そして最終作「ゴア・ゴア・ガールズ」のやる気のなさには圧倒されます。
現在のルイス御大は「血の祝祭日2」を製作中とか。 実に30年ぶりのカムバックですが、絶対にまたヘタになっていることでしょう。
<2002年8月16日 20時4分31秒>
ソドムの市
お名前: vodka
最近、やっと「ソドムの市」がギャグ映画だったことを理解できるようになりました。
ビデオで英語版とイタリア語版の両方を見比べました。美少女のレナータちゃんにウンコを食べさせる場面で、英語版は"eat it!"、イタリア語版は”mange!”。どっちのインパクトが強いかは一目瞭然。
打倒英語帝国主義。
<2002年8月16日 14時16分56秒>
クイーン・コング
お名前: 岸田裁月
「クイーン・コング」は面白いのでしょうか?。
海の向こうでは長いこと語り継がれてきた「最低映画」であるし、広川太一郎氏が吹き替えているそうで、私の立場としては観ておかなければならない作品なのですが、作品の内容はだいだい予想がつくので、DVDを買うべきか、それとも借りるだけで済ましてしまおうか、現在悩んでおります。
あれを観た方、ぜひ感想をお聞かせ下さい。
<2002年8月23日 0時14分41秒>
お名前: vodka
手作り映画の楽しさがあって、私は楽しめました。映画全体がイギリス人自身へのセルフパロディになっていて、私には良い感じでした。こういうのを見た後で、ハリウッドの大作を見ると、それこそ馬鹿馬鹿しく見えます。特に、とある映画館を踏み潰す場面は最高でございます。
台詞をよく聞いてみると「クイーンコンガ」と女性形になっているところに芸の細かさを感じましたです。はい。
原住民のコンガ語も面白いです。英単語の最後に「-nga」をつけて喋るのです。例えば「I like bad movies」が「Inga likenga badnga Moviesnga」になります。これを大真面目に演技されると馬鹿馬鹿しさ2倍でございます(笑)。
<2002年8月23日 11時41分9秒>
デモンズ
お名前: 楽園
はじめまして。私、楽園、と申します。マジソンズ博覧会、楽しませて頂いております。
さて、先日、最低映画の部屋を覗いた時、私の脳裏に浮かぶ作品が一つありました。「デモンズ」です。今夜も更新を楽しみにしつつ覗いたら、出てたのでびっくり。私、学生時代に学校さぼって映画館に観に行ったんです。しかも「霊幻道士」との二本立て。どっちか片方だったら、まだ良かったかもしれないんです。うまく表現出来ませんが、白湯を2時間近くかけてだらだら大量摂取させられた挙句、使い古した油で揚げて半日放置された揚げ物を2時間近くかけてだらだら大量摂取させられた気分でした。 映画館出てきた時は、もう、おなかいっぱい。その時、付き合ってくれたお友達のKちゃん、ごめんなさい。制服着た女子高生二人連れは、館内見回しても私たち以外には存在しませんでした。
余談ですが、翌週も学校さぼって観に行きました。「グローイングアップ!〜”」の二本立てです。思春期の頃の私は何を考えて行動してたのか、今となっては全くもってわかりません。
それでは、おやすみなさい。
<2002年8月23日 2時20分13秒>
原始人
お名前: 虫
初めて書き込みします。最低映画館、いつも楽しく拝見させていただいております。
こちらで御紹介の「デスレース2000年」、なぜかツタヤにDVDが入荷してあり早速観てみたところ、スタローンは昔から口歪んでるなあ.....と思った次第です。もちろん壁紙は現在モンスター号が張り付いております。ありがとうございます。
ところで失礼ながら岸田様は「ザ・原始人」という映画は御存じですか?。実家の近くのバブル期からある零細ビデオ屋のホラーコーナーにあったのですが、パッケージの裏が「本能の儘に犯す!。殺す!。喰う!」といった素敵なフレーズが並び、香ばしい最低なかほりがするのですが.....。
<2002年8月24日 9時16分56秒>
お名前: 岸田裁月
「ザ・原始人」。それは知りません。「エド・ウッドとサイテー映画の世界」所収の「デルモンテ平山のゴミ映画ビデオ150選」の中にもありませんでした。それはひょっとしたら(というかかなりの蓋然性で)掘り出し物です。捨てられる前に見ておくことをお勧めします。
<2002年8月24日 14時50分51秒>
お名前: 虫
「原始人」、ヤバいかもですね。このビデオ店、自分が幼稚園の頃から在る老舗なのですが、近隣への大型店の進出によりAV専門へと変貌しつつあるので、現在のうちにチェック入れてみます。既に店のショーウインドウはポスターで不可視目貼り済みで一般客は捨てに入っている様ですので.....。
<2002年8月24日 23時57分55秒>
お名前: 岸田裁月
虫さんの云われている「原始人」はこれなのではないでしょうか?。フランクリンさんのページ「GORE GORE MOVIE THEATRE」で発見しました。 どうやら「人類創世」のバッタもんイタリア映画のようで、かなりシドイ映画なようです(やっぱり)。そういえば、こんなパッケージ、どこかで見たことがあるわ。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/3574/gennsijinn.html
<2002年8月26日 9時37分1秒>
お名前: 虫
岸田様、それです!。ちょっとタイトル勘違いしてました。やはり凄い最低のようで。裏表紙のテンション高めの文句が脱力感をノリノリに誘発してくれますね。4000円ですか。200円でレンタルできる自分は幸せですね。たぶん。御手間お掛けして申し訳ありません。
話は変わりますが、こちらでもお取上げになった「黒い太陽731」ですが、某掲示板での理系学生の書き込みによると凍傷実験の腕ずるりんは、筋組織の頑丈さから考えるとありえないそうです。 骨付き冷凍牛肉に例えてみると解り易いそうです。それと減圧実験の内臓ドピューも、実際はカラカラに乾燥するだけだそうです。この書き込み自体を疑うのも有りですが、作品の原作が森村誠一なのがどうも.....。実際、この映画を教材として生徒に観せている教師がいるみたいですし。反戦に目覚めるよりも単なるトラウマ必死じゃないかと。 教師側にサド的素因を感じます。驚愕している生徒達に「ほーら凄いだろー」とか言ってそうで。
駄文失礼致しました。 お忙しい中「原始人」の詳細を態々発掘下さり、本当に有り難うございました。
<2002年8月27日 23時2分17秒>
お名前: フランクリン
>岸田裁月さん
どうもどうもです。こんなところで「原始人」の話題が!。宣伝ありがとうございます。
>虫さん
ハジメマシテです。さて「原始人」ですが、マジでつまらないっすよ、これ。原始人だけに当然、言葉を喋ることができません。よって、「うー」とか言うだけ。昔よくテレビでやってた「ジェスチャー」クイズを見ているような感じです。同時期に公開された「人類創世」も「言語学者」が監修したとかいって、「がー」とかいうだけの映画でしたので、レベル的には一緒のような気がします。
「黒い太陽731」は、俺の会社の後輩も広島の某大学の授業で観さされたらしいです。同系の映画ではアルバトロスの「従軍慰安婦」もアツイらしいです。(最近購入したんですが、まだ未見です)。こっちは慰安婦との恋物語がクローズアップされているらしいですが。話を戻して、731。腕のズルムゲ、減圧、そして少年解剖もキツイですが、死体処理のオッチャンの「ぼろろんばい〜」って唄いながら処理するシーンがヤケに胸に染み入ります。
訳わかんなくなってきたんで、これにて失礼します。
<2002年8月30日 0時20分33秒>
お名前: 虫
>>フランクリン様
「原始人」、フランクリン様の解析見事です。この映画、本当につまんなかったですよ。返却する時店員に投げ付けてやりたくなりました。八つ当たり促進映画ですね。
アタック・オブ・ジャイアントケーキ
お名前: G.Ishidaman
はじめまして、いつもタイヘン楽しく拝見させていただいております。
オイラは映画館で見る派なんですが、2、3年前に見にいった「アタック・オブ・ジャイアントケーキ」。あれは本気なイミで最低映画でした。ギリシャの映画なんですが、宇宙人が地球を研究しようと転送したところに、捨てられてたムサカ(ギリシャのお好み焼きみたいなもんらしいです)と合体してしまい巨大なケーキ怪獣が誕生してしまった!。つってもビデオ合成でにじにじはいずった後に高熱のソースをかけられた設定の汚れた死体役の方達が累々と寝そべってるだけとゆー。そこにホモばっかしの研究所のなかで唯一マトモな研究所職員とフリーターのデブ女(怪獣の第一発見者)がからんで、なんとか怪獣を退治しようとするもうまくいかず、結局宇宙人達で解決しちゃってなんだかなーっつー確かそんなハナシでした.....。なんだか学芸会で8mm映画見させられてる感じでした.....。おんなじ学芸会風映画でも「シックス・ストリングス・サムライ」は好きなんですけど.....。
それではこれからもがんばってください。
<2002年8月23日 21時16分53秒>
お名前: 岸田裁月
「アタック・オブ・ジャイアントケーキ」はたしかDVDが出ていますね。私は「トマト」の方でコリた口なので、これはパスしました。
あのエド・ウッドも1964年頃(「死霊の盆踊り」の前年)に 「アタック・オブ・ザ・ジャイアント・サラミ」というコメディを企画していたそうです。
「食べ物アタックもの」は最低映画の基本ですね。
しかし、「ジャイアントケーキ」がギリシャ映画だとは知りませんでした。 最低映画には国境がないことを痛感しました。
<2002年8月23日 21時55分8秒>
お名前: vodka
日本映画人の悪い癖で、アメリカ以外からは真面目な(あるいは真面目過ぎる)映画ばかり配給しがちです。ギリシャの最低映画ですか.....。そりゃぁ見たいですねぇ。DVDはどっから出てるんですか?
もしかして.....アルバトロス?。
<2002年8月23日 22時24分3秒>
お名前: 岸田裁月
私もアルバトロスかと思って、今調べたら、なんとパイオニアでした。なにか間違えちゃったとしか思えません。
<2002年8月23日 22時34分20秒>
透明人間 犯せ!
お名前: スズキ
私の知り合いに、かつて映画撮影の仕事をやっていた方がおりまして、その彼が以前にっかつで「透明人間 犯せ!」の撮影スタッフの1人に師事していた、という話を聞きました。彼の恩師であるその人物は、(当時の)にっかつで唯一の「特撮の仕事が出来る人間」であり、通常なら3人がかりで動かす合成用の巨大なカメラ(かなり重い)を1人で操っていた、との事。さて、映画が完成して「ポルノとはいえ師匠の携わった作品だし、観てみるか」と映画館に入った彼は、内容のあまりの下らなさに脱力して帰宅した、といいます。劇中登場する「ぴんからレディ」の一人は元々端役専門の女優だったのですが、当時スタッフの間で「彼女、ケイちゃんに(ちょっと)似てないか?」という噂話から抜擢された、との事。
<2002年8月25日 1時42分4秒>
お名前: 岸田裁月
「透明人間 犯せ!」で私が不思議なのは、 冒頭の「ぴんからレディ」だかなんだかが、ピンクレディの「透明人間」をフルコーラス歌うことです。本家からクレームがなかったのでしょうか?。なにしろ、歌った後に犯されちゃうのですから。まあ、当時のピンクレディの事務所は忙しくて、こんな下らない映画を見ている暇がなかったのでしょう。
<2002年8月25日 2時8分59秒>
惨殺の乳房
お名前: ショック太郎
私的最低映画といって思い出されるのが「連続モデル大量殺人〜惨殺の乳房」ってやつ。年代はおそらく70年代半ば(モデルたちの部屋にキッスのレコードがある)。内容は.....ありません。ほんとにないんです。カメラマンの男の「オメーラ、みんなヤリテーだけだろー」みたいなモノローグととも5分おきぐらいに女が殺されていくだけの話。映画は60分ぐらいという中途半端な長さ。ただ殺されていくのを見せたかっただけという監督の妄想のみを映像化した素晴らしき最低映画だと思います。我がホームページでも今度取り上げるつもりでおります。
<2002年8月25日 13時14分3秒>
お名前: 岸田裁月(マジソンズ)
ショック太郎さんのページにこの映画のレビューが載りました。なんと、あの「もう一人のエド・ウッド」レイ・デニス・ステックラーの作品なのだそうです。そのシドさは御墨付きですね。詳しくはこちら。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/3039/video.page15.html
<2002年9月21日 9時42分27秒>
恐怖のワニ人間
お名前: TRASH
そういえば、9月はBSで恐怖のワニ人間などのB級ものを特集するみたいです。すごく見てみたいのだが、そこまでお金が回らないです。ワニ人間は英語版を持っているのですが、最後にやっと出てくるワニ人間が仮面ライダーとかの怪人みたいなのには、かなり脱力させ られたもんです。
<2002年8月27日 8時1分32秒>
妖獣都市 香港魔界篇
お名前: スズキ
菊地秀行の原作をコンパクトかつシャープにまとめたアニメ版(川尻善明監督)は、80年代に制作されたオリジナルビデオアニメの中でも名作として名高い。しかし、香港で制作されたこの実写版は、今ここで書く気も失せる程のラリパッパな展開であった。中でも妖獣の頭目を演じた仲代達矢の大怪演は、黒澤明も無名塾もブッ飛ぶ位インパクト強し。出稼ぎで出演したとは思えない程のノリノリぶりは一見の価値あり、だろう。
アニメ版にも登場した、冒頭早々に殺されるクモ女妖獣は何故か葉山レイコが演じていた。
<2002年8月27日 23時51分29秒>
お名前: 岸田裁月(マジソンズ)
今、この映画を見たのですが、私は結構、楽しめました。菊地秀行氏の原作を読んでいないのが悪いのでしょうか?。仲代さんも「いい顔」で、頑張ってます。
冒頭の葉山レイコには、「ああ、この人を『いい乳』に入れてもいいかなあ」とか思ってましたが、乳見せないうちにクモ女に変身しやがって、「乳見せないのに、どうして葉山レイコなんだ!?」と怒ったぐらいがこの映画のマイナス。後はバカ映画ってことで100点満点じゃないですか?。
しかし、この映画(というか菊池秀行氏の原作)、永井豪の「デビルマンレディ」がもろパクッてますね。
<2002年9月15日 2時6分44秒>
お名前: vodka
>この映画(というか菊池秀行氏の原作)、永井豪の「デビルマンレディ」がもろパクッてますね。
SF作家クラブの飲み友達同士らしいので.....。
ちなみに私は永井豪の奥さんのお姉さんの息子さんの大学の後輩になります。だから何だっつって冷たくしないでね。
<2002年9月15日 15時39分57秒>
お名前: スズキ
アニメ版のクモ女は乳丸出し(局部がキバの生えたデカい口になってる)のイイ造形なんですが。
まあ、私も実写版はいわゆる「バカ映画」として高く評価してますよ。特に仲代達矢の役作りとか。シリアスを一手に引き受ける(でも空回り)ジャッキー・チュンとか。タコ妖獣ロイ・チョンとか。でも、レオン・ライ(主演の瀧役)。お前存在感なさ過ぎ。
<2002年9月15日 23時18分31秒>
どっきりボーイ・シリーズ
お名前: リナ・ロメイ
リンクありがとうございます。私もはっておきました。今後も宜しく。
ついでなんで、「クイーンコング」の表記が目に入りましたので、最低というか、お下劣なイギリスコメディを献上です!。
それはロビン・アスクウィズの「どっきりボーイ・シリーズ」です。
窓拭きを専業とするロビンがロックグループのマネージャー をやったり、教習所にいったりしてドタバタを繰り返すのですが、終始、女のケツを追いかけてばかり。スケベで始まり、スケベで終わるという。見た後、何も残らない時間潰しには最適な一本。
よく、こんなのがシリーズされているよなって、思うのです が。アスクウィズってミック・ジャガーとオリバー・カーンを足したような顔して、コメディやるから固定ファンがつい てそうですよね。「ホラー・ホスピタル」もコメディになってましたもんね。
それでは!。
<2002年8月29日 12時46分15秒>
お名前: 岸田裁月
ありましたねえ、どっきりボーイ。なんか物凄く下らなかったことしか覚えていません。あの頃にはクレージーポーイズやらクレージー3人組やら、似たようなのがいっぱいあったので、何が何やらさっぱり区別がつきません。
ところで「ホラー・ホスピタル」って、バッドマンの執事さんが主演のあれですよね。ボンド・カーみたいなのが出てくる、ホラーだかコメディだかよく判んないやつ。噂ではトンデモない映画だそうですが、私はまだ見ていないんで、今度探して見てみます。
<2002年8月29日 13時48分44秒>
冷静と情熱の間
お名前: 安芸
大概の映画は許せる私ですが.....最近、すっっごく最低の映画を見つけました。
「冷静と情熱の間」。
原作ファンを憤死させる気か!っーくらいの最低映画。
確かに映像と音楽は褒め称えるべき美点。 けど! ストーリーがなっちゃいない!!
どーして前半のすぐに葵とジュンセイが出会う?。「葵の誕生日、二人は約束の場所で初めて再会をはたす」という原作設定を序盤から崩されたときはどうしようかと思った。原作の素晴らしさをここまでぶっ潰す作品は、私は初めて。
なぜに日本語のヘタなケリー・チャンを起用?。葵のイメージちゃうし。しかも葵の恋人がなんで同じ東洋人なんだよ(怒)。ナイスガイのアメリカ人の恋人(マーク)じゃないと葵の魅力が半減するやん!。マークファンもさぞかしガッカリしただろう。
しかし、こうやって外国でオリエンタル同士がくっついてるの見ると、いかにも閉鎖的な感じがするの私だけか。
キャスティングでいいなと思ったのは篠原涼子と主役の金城さん。篠原涼子は相変わらずこーゆー役が多いが、けっこうな好演だったとおもう。
けど! 扱いが酷すぎませんか?。映画の始終怒りっぱなしの彼女を見ているとイライラするし、一方的すぎる。全体的に、脚色するにもほどがあるぞ。といいたい映画。
泣けるか?。むしろ悔し泣きする。
演出家を目の前に正座させて、その演出の意図を聞きたい。
大好きな作品を愚弄される辛さを、これほど痛感した映画はないですね(怒)!
<2002年8月30日 7時48分9秒>
お名前: 岸田裁月
「冷静と情熱の間」は見てませんが、
(というか、「タイタニック」でさえ見ていない俺が絶対に見ない映画)
この間、ユリオカ超特Qという漫談家がこんなことを云ってました。
<「冷静と情熱の間」っていわれると、なんかスゴイように聞こえますが、
よく考えてみると「普通」ってことなんですよね>。
ああ、そういわれてみれば.....って感じで、観客は大爆笑でした。
<2002年8月30日 9時49分31秒>
タイタニック
お名前: vodka
「タイタニック」は見ませんでしたが、公開後、横浜に係留されている船の舳先でタイタニックごっこをしているカップルが現れたそうですから、さぞや頓珍漢なお笑い映画だったか想像されますねぇ。 わははは。
<2002年8月30日 20時35分49秒>
お名前: 虫
こちらの板にも失礼します。タイタニックのヒロイン(名前失念)はP・ジャクソンの「乙女の祈り」での思春期太りが、自分的にはかなりいけてたんですが。見事に痩せてましたね。最近リバウンドしたらしいですが。
この映画は合方の黒髪女の子の方がリアル過ぎる女子高生ぶりでかなり良かったです。いたなあ、こういう女.....と、ほのぼのさせてくれます。映画自体は決して最低では無いんですが、この娘の処女喪失シーンは男の息使いがかなりキモくて最低です。
<2002年8月31日 0時5分8秒>
お名前: 岸田裁月
エッ!。
「タイタニック」のヒロインって「乙女の祈り」の人なの!?。
「タイタニック」を見てないので全然気がつかなかったッ!。
ああっ、ほんとだ。ケイト・ウィンスレットだッ。 うかつだったあッ。
「乙女の祈り」はマイ・フェイバリットなのですよッ。
私、高校の頃からコリン・ウィルソンの「殺人百科」を愛読していた口なので、ニュージーランドで起こったポーリン・パーカーとジュリエット・ヒュームの事件には、以前から興味を持っていたのですよ。その事件を、同じニュージーランドの監督が、しかも「バッド・テイスト」や「ミート・ザ・フィーブル」「ブレインデッド」のピーター・ジャクソンが撮るとなれば、これは期待しない方が頭がおかしいです。
で、見て、泣きました、私。 意味も判らず泣きました、ラストでのイントロダクションのリフレインで。
意味も判らず、その映像に泣く。 これって、至高の映像体験です。
この「泣いた思い出」を大事にしたくて、「乙女の祈り」はビデオを買ったのですが、初見以来観ていません。それが仇となり、「タイタニック」のヒロインだとは今の今までまったく気がつきませんでした。アアッ、愚か者だなあ、オレはッ。
<2002年8月31日 1時2分25秒>
お名前: 虫
それはそれは。
でも「タイタニック」は映画的に全く観る必要が無いと思います。
公開当時、付合っていた彼女に催促され観に行ったのですが、自分の座席の両サイドに陣取る彼女と見知らぬ女性がハモって号泣する様を観て、自分が物凄く場違いな気がしたものです。あれは貴重な体験でした。今考えると、アレを映画館で観て集団で泣くって事が一種のイベントだったんだと思います。
でも船が沈みつつも死ぬまで演奏を続ける楽団は本当に泣けます。見どころはここだけですが.....。
キャメロンはこの映画で一躍億万長者になりましたけど、大金が入るとT2のヒロインだった奥方(名前失念)に即、離婚要求されたり、キャメロン一人が大儲けする仕組みに気付いた永年の製作仲間達に大挙して絶好されたり。何か宝くじに当たって反って不幸になった人のような人生ですね。
(一番の不幸は以上の事実をどういうわけか 「世界まる見え」によって日本のお茶の間で紹介された事ですね)
攻殻機動隊を露骨にパクるというオタク丸出しでスタートした「ダークエンジェル」も視聴率不振の結果、第2シーズンで打ち切られましたし。
「 ミートザフィーブル」矯しく観たいんですけどレンタル無いんです.....。知人は「黒いセサミストリート」と評してました。そのまんまですね。
<2002年8月31日 15時7分53秒>
お名前:vodka
キャメロンって富野善幸と交流があって、Zガンダムの後で富野氏が実写版ガンダムの企画をキャメロンとこに持ってってやったんだよね。そしたらいかにもアメリカな勧善懲悪もので、あまりの馬鹿馬鹿しさ日本側が企画を取り下げたのでした。
でも、そんなB級なキャメロンが懐かしい。
キャメロン、初心にかえれ!
<2002年8月31日 21時23分37秒>
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