シークレット
SECRETS

英 1971年 100分
監督 フィリップ・サヴィル
出演 ジャクリーン・ビセット
   ペール・オスカルソン
   ロバート・パウエル


 ジャクリーン・ビセットの経歴に眼を向けると、飛び抜けた代表作が一つもないことに気づく。トリフォーの『アメリカの夜』を始めとして、多くが客演という感じだし、主演作は『クリスチーヌの性愛記』とか『ザ・ディープ』とか、どちらかというとお色気映画が目立つ。にも拘わらず「大女優」という印象があるのは「結婚しない女」という自立したイメージゆえであろうか?。

 ジャクリーン・ビセットの人気のピークは『ザ・ディープ』から『ベストフレンズ』へと至る70年代後半から80年代初頭にかけてであるが、その時期に我が国で半ば洋ピン扱いで公開されたのがこの『シークレット』だ。以前から『ロードショー』誌などで例の仰け反り悶絶写真がたびたび掲載されて話題になっていただけに走った、走った、岸田少年は劇場へと走った。ところが、蓋を開ければATG映画のような文芸作品でカックン。それでもDVDが出れば逡巡なく購入する。それほどに例の仰け反り悶絶写真は我々の世代に影響を及ぼしているのである。
(昨日、では。先生に打診したところ、彼奴もやっぱり持っていた)。


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